ビビディ・バビディ・ブー

邦画じゃなくて洋画を観てみたり、洋服大好きな推しが、参考にしてるのは海外のセレブだったり、いつも見ている占いで英語を勉強するといいよ〜と言われたり、万年恋愛迷子の私に対し妹が海外の人との方が合いそうって言ってきたり。なんかそんな日々の選択の中にありふれてる、どっちかっていうとこっち。みたいなほんと、ほんとフワッとしたものだったんだけど。

大好きな推したちがアメリカに行くんだってさ。修行で。期限なしで。彼らは夢を追いかけて走り続けている。見えなくなりそうになるほど。

未来のことは誰にもわからないけど、でも巡り合わせとかいうじゃん。もしかしからこれで私が本格的に英語を学ぶきっかけになって、それをきっかけに今は想像できない幸せに出会えるのかもしれない。

運命だよね。たぶん。彼らと出会ったことがそもそもすべてのきっかけで、運命だったんだよ。好きになってさ、私は前を見て歩けるようになって。どんなに周りのひとの道がきれいに見えても、誰しも泥まみれの道を歩いていて、でもその道にはいつも花は咲いていることを知って。そして自分は愛すべきものだって教えてくれて。変わっていく、変わっていった。そんな自分が楽しくて、嬉しくて、仕方がないんだもん。だから今回もまた、ありがとうって私の道を歩いていくね。ありがとう。

彼らの渡米に最大のエールを。いつだってやさしい魔法をかけてくれた彼らに、今度は私から魔法を、ビビディ・バビディ・ブー!

さあ駆け上がれ、きらめく世界。とびきりかわいくて美しいひとたちよ。